皆さまは 「変調や変拍子」 という言葉は全然馴染みがないと思います。
音楽言語でクラシックやジャズ ポップスなどにも取り入れられています。
Jロック等にも多く 映画音楽などでは印象的な使われ方をしています。
変拍子
音楽の作成方法で 4分の4拍子というのが基本にありますが ド(C)、ド(C)、ド(C)、ド(C) と全4分で演奏表現します。
多くの方がご存じのワルツは 3拍子ですが 上記4分音符を3つに分けて1小節を12符で表現する事が多くあります。 物語り作成と同様に 風景が変わる 心情が変わる というような時に、聞いていただている皆様に分かるような 情景変化の際に使われます。
例えば ミッションインポッシブルのオープニングテーマ曲では5/4拍子で
最初から 1.5拍:1.5拍:1拍:1拍 という変態拍子で始めていて、スパイ映画のスタートの 緊張感を高める大きなメッセージとなっています。 我々音楽家にとっては 日常生活のなんでも無いなかにでも、頭や身体のなかに ビートが流れていて 布帛織機は4/4の2ビートですが、タオル織機は3/4/3の変則3/4拍子 と聞き分けられます。
変調
1曲の中にベースとなる調子(コード進行)というものが存在します。 単純コードでは 3音で表現されますが 4~6音コードと色々あります。 基本的なコードで ド、ミ、ソ の音を一緒に出すと Cコードになります。 変拍子でも語りましたが サビを迎える際や 場面が変わったと印象付ける際、ベースのコード進行から1度 ベースを上げたり下げたりします。 <セブンス> 西洋音楽の音階に C、D、E、F、G、A、H、で表現されます。 そのなかで C、のオクターブ上のC、を加えた 7セブンスコードという、印象的な変調作曲も存在します。
話し方のアイデア
上記が少しでも理解できる方は話し方にも非常に役立ちます。
ご自分が話している最中には 変調や変拍子を交えてお話しすれば、お相手が飽きる事無く 話しに乗ってきていただけるでしょう。
また お相手が話されている時には 話しの内容に加えて コードやビート等をなぞらえて そのビートに合わせて会話を返せば話しは盛り上がります。
皆さまも 硬い「話し方読本」講座や著書などから だけではなく、身の回りにある 趣味や生き様がご自分の言葉に出てきますので、色々な事柄に真剣に向き合ってください。